マダムNの俳句紹介

日替わりでわたしの好きな俳人……杉田久女、川端茅舎、三橋鷹女、松本たかしの句を紹介しています。

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川端茅舎

山高みこのもかのもに花の雲

花の雲鳩は五色に舞ひあそぶ

蹴(け)ちらして落花とあがる雀かな

花吹雪瀧つ岩ねのかゞやきぬ

川端茅舎 俳句

杉田久女

掃きよせてある花屑も貴妃桜

風に落つ貴妃桜房のまゝ

花房の吹かれまろべる露台かな

むれ落ちて貴妃桜房のまゝ

むれ落ちて貴妃桜尚あせず

きざはしを降りる沓なし貴妃桜

杉田久女 俳句

松本たかし

人来ねば鼓打ちけり花の雨

めりがちの鼓締め打つ花の雨

春愁や稽古鼓を仮枕

座敷には鼓出されて花に月

チチポポと鼓打たうよ花月夜

松本たかし 俳句

三橋鷹女

      梅雨あざみ

爆撃機に乘りたし梅雨のミシン踏めり
梅雨幽く兵士を思はざるときなし
梅雨冷えのあざみを挿してかく手紙
戦争はかなし簾を垂れて書く



※幽く=かそけく

三橋鷹女 俳句 梅雨

立夏

立春

三橋鷹女

     牡丹雪

こころ火の国にあそべる粉雪かな

暖炉燃え牡丹雪とはかかるもの

雪粉雪受話器をながれ来たるこゑ

三橋鷹女

謹賀新年

初日

謹賀新年

すばらしい一年になりますよう
心からお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い致します

新年

立冬

川端茅舎

秋風に浴衣は藍の濃かりけり

ぎんなんのみどり子落ちて露涼し

森を出て花嫁来るよ月の道

月の道捨てし芒の穂先より

明暗を重ねて月の芭蕉かな

大銀杏黄は目もあやに月の空

俳句 川端茅舎

立秋

立夏

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